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広島市水道資料館が3年ぶり再開 小学生が見学

 被爆建物の広島市水道資料館(東区)が26日、約3年ぶりに再開館した。耐震改修し、老朽化した展示も全面リニューアル。早速、見学する地元の小学生たちでにぎわった。

 市水道局の野津山宏局長たち関係者がテープカットした後、招待された近くの牛田新町小の4年約80人が館内を見学。原爆に耐えて市民に水を届けた水道の歴史を伝える展示を見た。

 災害に備えて飲料水の備蓄を呼び掛けるコーナーでは、1人が3日間生きるのに必要とする9リットルの水が入ったポリタンクを重たそうに持ち上げていた。改修前も含めて初めて訪れたという清水夢叶(ゆめか)さん(9)は「古い物がたくさんあって勉強になった。家族とまた来たい」と話していた。

(2017年4月27日朝刊掲載)

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