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被爆67年 下松で市民集会 核廃絶アピール

 山口県下松市役所前広場で6日、「核兵器をなくし平和を願う市民集会」があり、被爆者や労働組合員たち約80人が参加した。

 参加者は原爆犠牲者へ黙とうをささげるとともに、核兵器廃絶と世界平和を求めるアピール文を採択。井川成正市長と中谷司朗市議会議長宛てに、平和行政の推進を求める要望書も提出した。

 下松市原爆被害者の会会長の野坂清子さん(83)は「年を重ねて体力もなくなってきたが、原爆の恐ろしさを語り継ぐ活動は続けていかなければ」と話していた。

(2012年8月7日朝刊掲載)

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