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広島・長崎の実相伝える 井原市が写真展

 岡山県井原市が、戦争の悲惨さや恒久平和の尊さを伝える「戦災のきろく展」を市役所1階市民サロンで開いている。ことしは「広島・長崎原爆の記録」がテーマ。9日まで。

 福山市人権平和資料館と平和市長会議事務局(広島市中区)から借りた計43点を展示する。広島、長崎でのきのこ雲や、病院、救護所での負傷者の姿などの写真が並ぶ。白血病などの後障害や世界の核兵器保有の現状などを説明するポスターもある。

 井原市が1985年に非核平和都市宣言をしたのを受け、86年から始め、27回目。内容は沖縄戦、福山空襲など毎年変えている。芳井支所は10~16日、美星支所では17~23日(ともに土日は閉庁)に展示する。(佐藤正明)

(2012年8月7日朝刊掲載)

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