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　広島市は写真集「写そう残そう私の広島２０１５」を作り、販売を始めた。おととしの被爆７０年に合わせて公募、選考した作品を掲載。平和を願う市民の様子や街の活気を伝える。

　２０１４年７月～１６年７月に撮影した作品を対象に公募。市内外の１８４人から寄せられた計１２２１点から選んだ９１人の計２４３点を収録した。

　グランプリは原爆の子の像（中区）の前での祈りや、モデルとなった佐々木禎子さんの折り鶴など４枚の組み写真。ほかも、ひろしまフラワーフェスティバル（ＦＦ）の躍動感あふれるよさこいの踊り手など広島を象徴する光景を捉えている。

　Ａ４判カラー１６５ページで１３００円。同様の写真集は被爆５０、６０年に続き３冊目。今回はＤＶＤも１００枚作った。価格は千円。市都市計画課などで販売している。同課Ｔｅｌ０８２（５０４）２２７７＝平日のみ。（伊藤友一）

（２０１７年５月１１日朝刊掲載）