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　平和首長会議（会長・松井一実広島市長）が米国のオバマ前大統領に要請していた、８月に長崎市である同会議総会への出席について、オバマ前大統領側は１１日までに「出席できない」と事務局の広島平和文化センターに回答した。

　同センターによると、４月中旬に「調整がつかなかった」とするメールが届いた。「招待を歓迎する」との記述もあったという。

　同会議の小溝泰義事務総長が３月、米ワシントンで「オバマ財団」の関係者と面会。総会での基調講演を依頼する書簡を手渡した。

（２０１７年５月１２日朝刊掲載）