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被爆67年 反核平和の火 松江にゴール

 核兵器廃絶を掲げ、7月30日から県内429キロを有志350人が走り継いできた「反核平和の火リレー」が広島原爆の日の6日、島根県松江市役所前でゴールした。中国電力島根原発(松江市鹿島町)の立地市で、脱原発を訴えた。

 アンカーの益田市職員宮川考徳さん(43)が、松江市の担当者に非核自治体宣言の実行や政府に原発政策からの決別を要請することなど、要望5項目を読み上げた。宮川さんは「核と原発のない社会に向け、自分ができることをしていきたい」と話していた。

 平和の火は、平和記念公園(広島市中区)内の平和の灯(ともしび)から採火。津和野町をスタートし、隠岐諸島を除く15市町を走った。労組などでつくる県青年女性平和友好祭実行委員会が実施し、26回目。

(2012年8月7日朝刊掲載)

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