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被爆67年 画家のマヤさん 即興で平和の絵

 広島原爆の日の6日、惨禍に巻き込まれた人々の冥福や平和への祈りが広島市や周辺で続いた。あの日から67年。被爆者の高齢化が進む中、体験の継承や核兵器の廃絶を目指すイベントも繰り広げられた。

 人気画家のMAYA MAXX(マヤ・マックス)さん(51)=写真左端=が、広島市中区の白島小で児童たちと平和をテーマに絵画を即興制作した。

 原爆の日にちなむ10回連続企画の5回目。縦1・5メートル、横10メートルの画布に児童が自由に絵を描き、その上からマヤさんが緑や赤を大胆に塗り完成させた。

 マヤさんは「3・11後に芽生えたSHARE(分かち合い)への期待を込めた」と話していた。作品は9日まで、中区上八丁堀のギャラリーGで展示する。

(2012年8月7日朝刊掲載)

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