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オスプレイ安全確認を 国に岩国基地連絡協

 山口県と米海兵隊岩国基地(岩国市)周辺の2市2町でつくる県基地関係県市町連絡協議会は9日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを安全性が確認されるまで飛行させないことなどを中国四国防衛局に申し入れた。

 和木町の古木哲夫町長、周防大島町の椎木巧町長、県、岩国、柳井両市の幹部が広島市中区の防衛局で辰己昌良局長と面会。古木町長が「機体の陸揚げ強行は誠に遺憾」と述べ、地元自治体への安全性の説明など、県と岩国市が7月25日に国へ要請した5項目を守るよう求めた。辰己局長は「皆さんの不安をできる限り解消するよう努力する」と答えた。(酒井亨)

(2012年8月10日朝刊掲載)

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