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長崎原爆の日 山口で祈念式 市民団体

 長崎に原爆が投下された9日、山口折鶴の会は山口市の市役所そばの非核平和都市宣言碑の前で平和祈念式を開き、メンバーや市民たち約40人が平和への思いを新たにした。

 安常久巳会長(65)が「現在1万9500発の核兵器が残り、地球を破滅させる威力を持つ。さらなる廃絶運動が必要」とあいさつ。黙とうし、次女の事務員藤永あゆみさん(35)=山口市小郡山手上町=が「この緑美しい山口の街を、核兵器によって破滅させてはならない」などと平和の誓いを朗読した。

 碑に3千羽の折り鶴をささげた後、横断幕や旗を手に平和を呼び掛けながら県教育会館まで約700メートル行進した。

(2012年8月10日朝刊掲載)

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