文芸で振り返る戦後 広島市中区で３５０点展示
17年6月2日
戦後から昭和末期までの広島の文芸活動を振り返る企画展「掘り起こす広島の文芸Ⅲ」が、広島市中区の市立中央図書館で開かれている。市文化協会文芸部会と同館の主催で、１４日まで。
散文、詩、短歌、俳句、児童文学の分野ごとに、書籍や同人誌など約３５０点を展示。作家梶山季之の直筆原稿、栗原貞子の反戦詩歌集などのほか、三浦精子さんの児童向け原爆文学「ヤン一族の最後」、広島が舞台の那須正幹さん「それいけズッコケ三人組」も紹介している。
過去の企画展では大正期から終戦までと占領期に焦点を当て、今回が第３弾。市文化協会理事の福谷昭二さん（８５）は「復興や経済成長の中で受け継がれた活動や作品を知ってほしい」と話す。（鈴木大介）
（２０１７年６月２日朝刊掲載）
散文、詩、短歌、俳句、児童文学の分野ごとに、書籍や同人誌など約３５０点を展示。作家梶山季之の直筆原稿、栗原貞子の反戦詩歌集などのほか、三浦精子さんの児童向け原爆文学「ヤン一族の最後」、広島が舞台の那須正幹さん「それいけズッコケ三人組」も紹介している。
過去の企画展では大正期から終戦までと占領期に焦点を当て、今回が第３弾。市文化協会理事の福谷昭二さん（８５）は「復興や経済成長の中で受け継がれた活動や作品を知ってほしい」と話す。（鈴木大介）
（２０１７年６月２日朝刊掲載）
