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ミサイル避難 岩国の小学校で訓練へ

 緊張が高まる北朝鮮情勢を受け、弾道ミサイルの飛来を想定した避難訓練が23日、岩国市通津の通津小である。5日、市教委を通じて発表した。全校児童243人とPTA役員たち7人の計250人が参加予定。米海兵隊岩国基地を抱える同市でのミサイル発射に備えた避難訓練は初めて。

 同小主催の訓練は午前10時から30分間。北朝鮮からミサイルが発射され、岩国近辺に落下する可能性があると想定し、全国瞬時警報システム(Jアラート)を通じて防災行政無線から流れるサイレン音などを校内放送する。児童は机の下に潜り込んだり、校庭から最寄りの教室に逃げ込んだりする。

 同市も27日、ミサイル飛来を想定した防災行政無線の放送訓練を市内全域で予定している。(松本恭治)

(2017年6月6日朝刊掲載)

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