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原爆ドーム周辺 樹木刈って奉仕 広島市造園建設業協

 広島市造園建設業協会(西区、35社)が5日、世界遺産の原爆ドーム(中区)周辺の樹木を刈り込む奉仕活動をした。社団法人化20年を機に2011年から社会貢献の一環で始め、7回目。

 23社の計43人が参加し、午前9時から午後4時すぎまで作業。ドームを囲う柵沿いや周辺に植えられている高さ1メートルほどのヒラドツツジとサツキツツジの表面を機械で刈った後、高さがそろうようはさみで整えた。昨年はドームが耐震補強工事中だったため見送った、柵内の芝刈りもした。

 ツツジは1年で20センチほど伸びるといい、協会は例年、花が咲き終わり、花芽をつける前のこの時期に活動する。寺尾郁哉会長(56)は「観光客にきれいなドームの姿を見てほしい」と話していた。

(2017年6月6日朝刊掲載)

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