井伏「黒い雨」 感想文募集 広島県神石高原町
12年8月16日
広島県神石高原町は、同町が舞台の一つになっている井伏鱒二の小説「黒い雨」の読書感想文を全国公募している。原爆や放射線の恐ろしさを読み取り、平和について考えてもらう狙い。年齢は問わない。
「黒い雨」は福山市出身の井伏が、親交があった同町在住の故重松静馬さんの勧めで、静馬さんの被爆手記などを基に書いたとされる。
町は、この小説の発祥地をアピールする狙いもあって感想文の全国公募を開始。第１回の昨年は関西や中国地方から２１編の応募があった。
優秀作品には賞状と図書カードを贈る。４００字詰め原稿用紙に５枚以内。９月３０日締め切り。〒７２０―１８１２神石高原町油木甲５０７１の１、町教委生涯学習課。Ｔｅｌ０８４７（８２）２００３。
（２０１２年８月１４日朝刊掲載）
「黒い雨」は福山市出身の井伏が、親交があった同町在住の故重松静馬さんの勧めで、静馬さんの被爆手記などを基に書いたとされる。
町は、この小説の発祥地をアピールする狙いもあって感想文の全国公募を開始。第１回の昨年は関西や中国地方から２１編の応募があった。
優秀作品には賞状と図書カードを贈る。４００字詰め原稿用紙に５枚以内。９月３０日締め切り。〒７２０―１８１２神石高原町油木甲５０７１の１、町教委生涯学習課。Ｔｅｌ０８４７（８２）２００３。
（２０１２年８月１４日朝刊掲載）
