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来館者1200万人突破 大和ミュージアム 開館から12年2ヵ月

 呉市宝町の大和ミュージアムの来館者が10日、1200万人を超えた。開館から12年2カ月で達成した。

 1200万人目は、初めて家族と訪れた倉敷市の小学2年松浦好誠君(8)。記念式典で、小村和年市長から認定証や戦艦大和のミニタオルなどの記念品を受け取った。

 松浦君は「選ばれてうれしい。船や飛行機が好きなので乗ってみたい」と話していた。

 大和ミュージアムは戦艦大和を生んだ呉の技術や戦争資料を伝える施設として、2005年4月に開館した。県内外から観光客や修学旅行生たちが訪れ、来館者は年間100万人前後で推移。市内有数の観光スポットとなっている。

 現在、呉市が昨年5月に東シナ海で実施した戦艦大和の潜水調査の成果をまとめた企画展を開催中。最近ではこの調査や呉、広島両市を舞台にしたアニメ映画「この世界の片隅に」のヒットなどの効果で注目を集めている。(浜村満大)

(2017年6月11日朝刊掲載)

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