ニュース

　「やまぐちピースフォーラム２０１２」（中国新聞防長本社など後援）が２８日、山口市名田島の山口南総合センターである。第３回を迎える今回は次世代を担う子どもにスポットを当てて原爆の脅威や命の尊さを伝え、「核兵器はいらない」との思いを広げる。

　午後１時～３時半。第１部は「被爆者から次世代への継承」と題し、市内の小学生が被爆者にインタビューする。第２部はやまぐち青少年平和サミットで、山陽小野田市の中学生や被爆地広島・長崎の高校生が平和への願いを語る。第３部は山口、防府市など６市町の首長が核兵器廃絶に向けた取り組みについて意見交換する。

　コープやまぐち、県原爆被爆者支援センターゆだ苑など５団体でつくる県ピースアクション実行委員会の主催。無料。定員５００人。申し込みが必要。コープやまぐちＴｅｌ０８３（９９５）３６０７。（川村奈菜）

（２０１２年８月１５日朝刊掲載）