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広島市中心部で核廃絶訴え行進 県原水協など5団体

 核兵器廃絶や平和を訴える「網の目平和行進」が23日、広島市中心部であった。県原水協などの5団体が呼び掛け、約300人が参加。米ニューヨークの国連本部で交渉が続く「核兵器禁止条約」の制定へ機運を高めた。

 中区の御幸橋西詰めなど4カ所から、平和記念公園を目指して出発。のぼりや横断幕を掲げて約1時間歩き、「禁止条約を制定しろ」「政府は核兵器廃絶の先頭に立て」などと声を響かせた。

 公園での到着集会では、県原水協の山田昭夫代表理事が草の根の活動が禁止条約を後押ししていると強調。「被爆72年にして初めて核兵器廃絶に向けた条約が実現し、歴史的な年になる」とアピールした。行進はことしで32回目。

(2017年6月24日朝刊掲載)

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