ニュース

　３０日、艦載機受け入れ表明後の村岡知事と報道陣との主な一問一答は次の通り。

　 ―今の感想は。
　地元の意向を尊重するという基本姿勢に沿って判断したが、安心安全をしっかり確保するよう全力を挙げる。

　 ―「普天間移設の見通し」に関わる前提条件をどう整理したのですか。
　国が文書で、艦載機移転のみを切り離して進める考えがない点を示した。米軍普天間飛行場の危険性の除去では国と沖縄県知事は一致している。最高裁判決や昨年の和解を踏まえ事業を着実に進めていると受け止めた。

　 ―広島県側などの自治体への対応は。
　内容によっては中国地方知事会での連携も必要。この場合、まず広島県知事がどう考えられるか。米軍による飛行面の不安に対し、国に対応を求める思いは一緒だ。提案があれば積極的に協力する。

（２０１７年７月１日朝刊掲載）