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占領50年の歴史 パレスチナ解説 広島で9日シンポ

 東京外国語大アジア・アフリカ言語文化研究所が今月、国内各地で開く「パレスチナ占領50年」の国際シンポジウムが9日、広島市である。市民団体の広島・中東ネットワークと共催。

 会場は中区の合人社ウェンディひと・まちプラザで午後2時から5時まで。英オックスフォード大名誉教授のアヴィ・シュライム氏の講演「英国とパレスチナ・バルフォア宣言から現在まで」に続き、パレスチナの経済開発専門家ハリール・ナハレ氏が「個人目線から語る占領」と題して講演し、占領下のパレスチナ社会について解説する。英語だが通訳が付く。

 1967年の第3次中東戦争で、イスラエルはパレスチナ人が住むヨルダン川西岸地域やガザを占領し、その影響はさまざまに続いている。

 事前申し込み不要。同ネットワークの宇野昌樹さん☎090(3880)9090。

(2017年7月3日朝刊掲載)

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