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短編映画「折鶴」監督が市長訪問

 短編映画「折鶴」を制作した米国在住の曽原三友紀監督(48)が5日、広島市役所で松井一実市長と懇談した。映画を通じた平和への思いの広がりを期待した。

 原爆の子の像(中区)のモデルの佐々木禎子さんをテーマにした映画。現代の米国に移住した日本人少年が学校になじめず悩むが、禎子さんと折り鶴の話に勇気をもらい一歩を踏み出す。2015年11月に中区であった広島国際映画祭で初公開された。約20分。

 この日、曽原さんは国連本部やハーバード大など米国各地で上映してきた経緯を紹介。「米国で、広島や禎子さんの話を紹介して平和への思いを広げたい」と話した。映画のDVD1枚を市に贈った。

(2017年7月6日朝刊掲載)

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