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ヒロシマ ダンスで表現 広島市東区で15~17日「世代超え参加を」

 ヒロシマを学び、ダンスで表現するワークショップ「ダンスdeピース」が15~17日、広島市東区民文化センターである。「アート・コンプレックス・ひろしま」(玖島雅子代表)の企画で、ダンス経験を問わず、幅広い世代の参加を募っている。

 被爆70年の2015年に始め、3回目。今年は「世代を超えて・世代を繋(つな)ぐ」がテーマで、参加者は被爆証言を聞いたり、原爆資料館(中区)を訪れたりして、それぞれが感じた思いを語り合う。それを基に一つのダンス作品に仕立て、最終日に発表する。

 8月6日夜には平和記念公園(同)で、突然踊って周囲の関心を引く「フラッシュモブ」を披露し、公園を訪れた人に発信する。

 「日常を奪う原爆の不条理をダンスを通じて体感し、平和を考えるきっかけにして」と玖島代表。定員50人。参加費は高校生以上3千円、幼児~中学生2千円。親子での参加は1組2500円。玖島代表☎090(1686)6092。東区民文化センターのホームページからも申し込める。(石井雄一)

(2017年7月6日朝刊掲載)

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