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10団体2個人に助成 ピースグラント2017 被爆体験継承などに221万9500円

 公益財団法人ヒロシマ平和創造基金(理事長・岡谷義則中国新聞社社長)は6日、被爆体験の継承や平和につながる国内外の交流などを支援する「ヒロシマピースグラント2017」の助成対象に、10団体と2個人を選んだと発表した。助成金の総額は221万9500円。

 対象は今月から来年6月にかけての活動企画。音楽を通して子どもに被爆体験を伝える東広島市での活動や、カンボジア・プノンペンで開く平和ポスター展などを計画する団体と個人が選ばれた。

 ヒロシマピースグラントは広島国際文化財団が被爆50年の1995年に創設、2013年に同基金が引き継いだ。通算23回目の今回は広島、山口両県と東京、カナダから計35件の応募があった。

 助成先は次の通り。(かっこ内は所在地、代表者=敬称略)

 【団体】日本YWCA(東京都千代田区、石井マヤコ)▽広島文学資料保全の会(広島市中区、土屋時子)▽HAPギャラリーG運営部(中区、牧成代)▽ヒロシマ「 」継ぐ展実行委員会(東京都武蔵野市、久保田涼子)▽広島・キューバ展実行委員会(中区、山本一隆)▽東広島青少年オーケストラ運営委員会(東広島市、風井礼子)▽リンガ・フランカ(東広島市、本畝瑞歩)▽F・C・Lひろしま(西区、竹口博子)▽NPO法人ひろしまカンボジア市民交流会(中区、平岡敬)▽Peace Art project inひろしま実行委員会(佐伯区、中川圭子)
 【個人】竹内良男(東京都立川市)▽好村幸(カナダ)

(2017年7月7日朝刊掲載)

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