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核兵器禁止条約採択 「惨害防ぐ唯一の道」 日本原水協が評価

 日本原水協は8日、核兵器禁止条約の採択を歓迎する声明を発表した。「核兵器の非人道性を告発し、核兵器による惨害を防ぐ唯一の確実な道として、廃絶の必要性を明確にした」と評価している。

 声明ではまた、核兵器のない世界の実現を願う全ての国の人々に、核兵器を禁止し廃絶する条約を全ての国に結ぶよう求める「ヒバクシャ国際署名」の行動に加わるよう強調。日本政府に対して、条約に調印し、核保有国を含む全ての国に調印を促すよう速やかな行動を求めている。

 広島県原水協も同日、同様の声明文を出し、首相官邸や外務省、米国、北朝鮮など核兵器保有全9カ国の大使館などにファクスやメールで送った。

(2017年7月9日朝刊掲載)

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