×

ニュース

原爆被害学ぶ講演会 30日 広島市医師会

 広島市医師会は30日午後1時半から、市民公開講演会「世界の若人へ語り継ごうヒロシマから」を、西区観音本町の広島医師会館で開く。被爆体験の風化が指摘される中で、若い世代を交えて原爆被害について知ってもらう。

 広島女学院高の音楽部、広島学院高有志の合唱演奏でオープニング。基調講演では放射線影響研究所疫学部の定金敦子さんが「原爆放射線による長期的な健康影響」と題して話す。

 続いて「語り継ぐ会」があり、医師の岡本文治さん、隅田正二さんが被爆体験を講話。高校生たちとの座談会を行う。

 参加は無料。先着順で300人。聴講者と、座談会に参加する高校生を募集している。市医師会に事前に申し込む。☎082(232)7321。

(2017年7月10日朝刊掲載)

年別アーカイブ