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核兵器廃絶 訴え行進 全国リレー福山到着

 核兵器の廃絶などを訴えて全国をリレーしている「国民平和大行進」(日本原水協などの実行委員会主催)が26日、岡山県から福山市に到着した。

 福山市民たち約100人が、同市大門町の公園で横断幕を引き継ぎ、市役所までの約10キロを約3時間半かけて歩いた。県原水協の福岡篤紀代表理事は「今年は国連で核兵器禁止条約が採択され、核兵器廃絶への追い風が吹いた。協力して平和公園を目指そう」などと話した。

 行進は5、6月に東京などを出発。8月4日に広島市中区の平和記念公園に到着する予定。

 今月27日には原水爆禁止日本国民会議主催の非核・平和行進が、大門町から市役所までを歩く。28日は日本山妙法寺(東京)の僧侶たちが、同様のコースで行進する。(高本友子)

(2017年7月27日朝刊掲載)

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