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東広島の戦争遺跡 紹介 西条で原爆展

 東広島市西条西本町の市民文化センターにある市原爆資料展示室で1日、企画展「市原爆展―東広島市の戦争遺跡」が始まった。6日まで。無料。

 市内の戦争遺跡などについて説明するポスターとパネル14枚を展示。米軍機を監視していた、中野村聴音照射場(志和町)や、呉市からの疎開児童の受け入れを記念して建てられた竹仁小(福富町)の「友情の碑」について、写真を交えて紹介している。

 市内で撮影された原爆のきのこ雲の写真も並ぶ。同市八本松町米満の磯松中1年山中剛さん(12)は「きのこ雲が想像以上に大きく驚いた」と話していた。

 市原爆被爆資料保存推進協議会が毎年開いている。展示室では、被爆直後の広島市内で見つかったヘルメットや灰皿など約50点の常設展示もある。(土井和樹)

(2017年8月2日朝刊掲載)

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