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「ピース焼き」 熱いメッセージ 広島県内42店 8・6まで

 広島県内の一部のお好み焼き店が1日、お好み焼きの上にマヨネーズやネギで平和のメッセージを描く「ピース焼き」を始めた。原爆の日に合わせて、平和の尊さを観光客たちに感じてもらう狙い。6日まで。

 お好み焼き店やソースメーカーでつくる一般財団法人お好み焼アカデミー(広島市西区)が企画した。今年は3年目で、参加店数は昨年の37から42に増えた。

 各店の店員が、お好み焼きの上に「PEACE」などの文字やハトなどのイラストを描く。客には写真に撮って、会員制交流サイト(SNS)などで広めてもらうよう促す。

 中区の「お好み焼き れんれん」は、宅配用の器のふたでピース焼きをPRする。下村拡幾(ひろき)店長(33)は「あまり平和について意識する機会のない人も考えるきっかけになれば」と話していた。

 参加店は同アカデミーのホームページで確認できる。(吉原健太郎)

(2017年8月2日朝刊掲載)

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