×

ニュース

7社寺 ヒマワリ1200本 広島市東区で5日 原爆犠牲者追悼

 原爆犠牲者を追悼する「夏の夜、祈りと平和の夕べ」が5日夜、広島市東区の7社寺である。7社寺と地元町内会などでつくる実行委員会が催し、区内の小中高大に通う約70人が、ヒマワリ計約1200本を生けて来場者を迎える。

 7社寺は、JR広島駅北口に近い饒津神社、明星院、鶴羽根神社、広島東照宮、尾長天満宮、国前寺、聖光寺。午後7時ごろから、尺八や太鼓の演奏、読経がある。二葉中や広島桜が丘高など7校の生徒は、当日の昼すぎから、ヒマワリを数十本ずつ生けて鳥居や山門に飾る。

 2012年から毎年開き、地元住民は参道を約千本のろうそくで彩る。二葉の里第二公園では、三次市三良坂町出身のビオラ奏者沖田孝司さんの演奏や紙芝居などがある。実行委事務局☎082(568)7705。

(2017年8月3日朝刊掲載)

年別アーカイブ