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米から資料館に折り鶴 ロスアラモスの館長 訪問

 米国の原爆開発の拠点だったニューメキシコ州ロスアラモスにある歴史博物館のジュディス・スタウバー館長と、地域でつくる運営主体のマイケル・リドンドー委員が4日、広島市中区の原爆資料館を訪れて折り鶴を贈った。

 同博物館は原爆資料館との連携を模索しており、スタウバー館長は昨年4月に続く訪問。面会した広島平和文化センターの小溝泰義理事長は、日米双方の対話や、共通の土台に立つ必要性などについて語った。原爆資料館によると、日本の高校生をロスアラモスに招いてシンポジウムを開くなどの提案を受けたという。(金崎由美、城戸良彰)

(2017年8月5日朝刊掲載)

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