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反核平和の火 410キロ走破 島根県内市町 250人がリレー

 広島市中区の平和記念公園の「平和の灯(ともしび)」から採火したトーチをリレーでつなぎ、核兵器廃絶や脱原発を訴える「県反核平和の火リレー」が4日、ゴールの島根県庁前に到着した。

 7月28日に津和野町を出発し、延べ250人が410・5キロを走り抜いた。最終走者で県青年女性平和友好祭実行委員会の佐々木良友さん(44)=益田市=は「今年で憲法施行70周年となるのを機に、平和の大切さをあらためて考えるきっかけになれば」と話していた。

 県内労組でつくる同実行委の主催。県庁前では、県の担当者に非核三原則の法制化や原発に頼らない社会に向けた国への働き掛けを求める要請書を提出。リレーで巡った県内15市町にも提出した。(秋吉正哉)

(2017年8月5日朝刊掲載)

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