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　アートを通じて平和を伝える催し「平和と美術と音楽と」が５日、広島市中区袋町の旧日銀広島支店で始まった。市内の高校生グループ「世界の子どもの平和像をつくる会」など７団体でつくる実行委員会の主催で、１３日まで。無料。

　広島や長崎、ウクライナの子どもたちが、羽ばたくハトや虹がかかった地球を描いた大作「キッズゲルニカ」など約千点を展示。来場者を前に、中区の千田小の児童２６人が被爆樹木から作った笛を奏でた。

　家族４人で訪れた佐伯区のパート冨永亜矢子さん（３６）は「多彩な平和の表現があって興味深い」と話していた。（新山京子）

（２０１７年８月６日朝刊掲載）