被爆者と2世 死没者を悼む 吉舎で慰霊追悼式
17年8月7日
三次市吉舎町の被爆者と被爆2世でつくる吉舎町原爆の会(115人)は5日、同町の吉舎生涯学習センターで原爆死没者慰霊追悼式を営んだ。
町民たち22人が参列。町内4保育所の園児が折った千羽鶴と、「戦争は嫌だ」などのメッセージが祭壇に供えられた後、この1年で亡くなった会員3人の名前が読み上げられた。参列者は1人ずつ菊の花を手向け、死没者を悼んだ=写真。
胎内被爆者の宮本数彦会長(71)は「核兵器の廃絶は最大の願い」と強調。1956年から続く追悼式の継続を誓った。
同会は、吉舎町原爆被害者の会と同町原爆被爆二世の会が統合して2015年に発足。死没者名簿の記載者は446人になった。
(2017年8月6日朝刊掲載)
町民たち22人が参列。町内4保育所の園児が折った千羽鶴と、「戦争は嫌だ」などのメッセージが祭壇に供えられた後、この1年で亡くなった会員3人の名前が読み上げられた。参列者は1人ずつ菊の花を手向け、死没者を悼んだ=写真。
胎内被爆者の宮本数彦会長(71)は「核兵器の廃絶は最大の願い」と強調。1956年から続く追悼式の継続を誓った。
同会は、吉舎町原爆被害者の会と同町原爆被爆二世の会が統合して2015年に発足。死没者名簿の記載者は446人になった。
(2017年8月6日朝刊掲載)