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中国新聞社が特報 ヒロシマ8・6

 中国新聞社は6日、広島市の平和記念式典の様子を伝える特報を発行した。社員や販売所長たち約80人が会場の平和記念公園(中区)周辺やJR広島駅(南区)で計約1万5千部を配った。市内の小中学校にも平和学習の教材として約5千部を届ける。

 カラー版で4ページ。1面は「核禁条約の前進必要」との見出しで、国連の核兵器禁止条約制定から初となる式典を速報。未明から祈りをささげる人の姿や、松井一実市長の平和宣言を紹介した。広島県府中町の会社員吉田大策さん(39)は長女の小学2年萌夏さん(8)と初めて参列。「記憶を子どもに語り継ぐ必要性を感じる」と見入っていた。

(2017年8月7日朝刊掲載)

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