×

ニュース

米は事故原因究明を 山口県など連絡協 防衛局に要請

 米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機オスプレイがオーストラリア北東部沖で墜落した事故を受け、山口県と岩国市など2市2町でつくる県基地関係県市町連絡協議会(会長・村岡嗣政知事)は7日、中国四国防衛局に事故の原因究明と情報提供などを米側に求めるよう要請した。

 県岩国基地対策室が同防衛局に電話で要請した。県によると、米海兵隊岩国基地(岩国市)にもオスプレイが飛来することから「事故は基地周辺住民に不安を与えかねない」と説明。同防衛局は国内での飛行自粛を米側に申し入れたとした上で「新たな情報が得られれば関係自治体に伝える」と回答したという。

 事故は5日に発生。1機が墜落し、海兵隊員3人が行方不明となっている。岩国基地は同飛行場に配備されているオスプレイの経由地などで使用されている。(和多正憲)

(2017年8月8日朝刊掲載)

年別アーカイブ