戦争体験 語り継ぐ 山口県光市で戦没者追悼式
17年8月21日
光市の戦没者追悼式が19日、同市島田の市地域づくり支援センターであった。遺族たち約170人が参列し、戦没者をしのんだ。
市川熙市長が「戦争体験者の思いを風化させることなく、次世代へ引き継がなければならない」とあいさつ。参列者は、大小さまざまな折り鶴がちりばめられた祭壇に白菊の花を手向け手を合わせた。市内の小中高生でつくる「児童合唱団ひかり」は合唱で平和への祈りをささげた。
旧制熊毛高等女学校2年の時に学徒動員先の光海軍工廠(しょう)で空襲に遭った村中和子さん(86)=広島市安佐南区=の証言を収めた映像も上映。この日、車いすで家族と参列した村中さんは「追悼式には欠かさず来ている。戦争は絶対反対」と話していた。(高田果歩)
(2017年8月20日朝刊掲載)
市川熙市長が「戦争体験者の思いを風化させることなく、次世代へ引き継がなければならない」とあいさつ。参列者は、大小さまざまな折り鶴がちりばめられた祭壇に白菊の花を手向け手を合わせた。市内の小中高生でつくる「児童合唱団ひかり」は合唱で平和への祈りをささげた。
旧制熊毛高等女学校2年の時に学徒動員先の光海軍工廠(しょう)で空襲に遭った村中和子さん(86)=広島市安佐南区=の証言を収めた映像も上映。この日、車いすで家族と参列した村中さんは「追悼式には欠かさず来ている。戦争は絶対反対」と話していた。(高田果歩)
(2017年8月20日朝刊掲載)