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五輪新種目大会「前向きに検討」 広島市長

 広島市の松井一実市長は24日の記者会見で、2020年東京五輪で新たに正式種目となる自転車BMXフリースタイルなど若者に人気の「都市型スポーツ」の世界大会の広島開催計画について、国際オリンピック委員会(IOC)から同市に打診があったと認め、「前向きに検討している」と述べた。

 市によると、今月中旬に県を通じてIOCの意向が伝えられたという。松井市長は「IOCから名指しで広島で、という話があったと聞いている。広島という平和発信の地名が認識されてきた」との見解を示した。

 県や市は18年開催を念頭に調整。開催場所は、平和を尊ぶ五輪の精神と被爆地のメッセージ性が合致するとして、原爆ドーム(中区)を望む市民球場跡地が浮上している。

(2017年8月25日朝刊掲載)

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