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　広島市との姉妹都市提携４５周年を迎えたロシア・ボルゴグラード市の美しい街並みや歴史を紹介する記念の写真展が３１日、中区の旧日本銀行広島支店で始まった。１２日まで。無料。

　ボルゴグラード州立歴史博物館が所蔵する１９１０年代の白黒写真と、地元の写真家ロマン・シュコダ氏が今年同じ場所から撮った各２０枚を並べている。第２次世界大戦で大破した後に再建し、博物館として使っている建物がある一方、広場から十字路に変わった場所もあり、まちの移り変わりが分かる。

　市の祭りの様子や両市の青少年交流を紹介するパネル展示も。東区の石津忠光さん（７３）は「昔の面影を残した立派な建物が多く、きれいな街並みだ」と話していた。広島市主催で、開場時間は午前１０時～午後５時。

　両市の写真家の交流展として、同博物館でも１０月、広島市を拠点に活動する１０人が捉えた市民生活の写真を展示する。（三宅瞳）

（２０１７年９月１日朝刊掲載）