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米新型核実験に抗議 広島で40人が座り込み

 米国が新たなタイプの核実験を8月下旬に実施したのを受け、広島県原水協と県被団協(金子一士理事長)は25日、広島市中区の原爆慰霊碑前で抗議の座り込みをした。

 約40人が「断固抗議する」と書いた横断幕を掲げ、正午すぎから約30分間座り込んだ。県原水協の高橋信雄代表理事は「世界の安全と平和には核兵器の全廃が不可欠」と強調。日本政府が米国に抗議しない姿勢を示していることに「被爆国の政府として許されない」と非難した。

 最後にオバマ米大統領宛ての抗議文を採択。同日、在日米大使館へファクスした。(田中美千子)

(2012年9月26日朝刊掲載)

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