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街頭で核実験抗議行動 広島県原水協・被団協

 北朝鮮の6回目の核実験を受け、広島県原水協と同県被団協(佐久間邦彦理事長)は6日、広島市中区の繁華街で抗議行動をした。

 「北朝鮮の6回目の核実験に断固抗議する!」との横断幕を掲げる中、佐久間理事長(72)は「核兵器禁止条約を採択した世界の流れに反する」などと非難。参加した被爆者たち25人が一斉に「怒」と書いた紙を掲げてアピールした。

 核兵器を禁止し廃絶する条約の締結を全ての国に求める「ヒバクシャ国際署名」への賛同も呼び掛けた。署名した安芸高田市の会社員田丁優也さん(25)は「今の状況は怖い。核兵器をなくすために自分にできることは協力したい」と話していた。(水川恭輔)

(2017年9月7日朝刊掲載)

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