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日本被団協が抗議声明発表

 日本被団協は6日、6回目の核実験を強行した北朝鮮に対する抗議声明を発表した。「被爆者は、満身の怒りをこめて北朝鮮の核実験に抗議する。断じて容認できない」としている。

 声明は、被爆について「地球上の誰にも同じ苦しみを味わわせてはならない」と主張。7月に国連で核兵器禁止条約が採択されたことを踏まえ「核兵器の禁止は今や世界の潮流である。今回の核実験はこの潮流に背を向け、後戻りさせる暴挙」と非難した。

 また、日本政府には、唯一の被爆国として米国を説得して「対話による解決に尽力すること」を求めた。

(2017年9月7日朝刊掲載)

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