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オスプレイ配備 反対請願不採択 益田市議会総務委

 島根県の益田市議会総務委員会は25日、米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの国内配備に反対する意見書の国への提出を求める請願を賛成少数で不採択とした。県内の市議会委員会で、同様の請願が不採択となったのは初めて。

 委員長を除く6人で審議。多数を占める自民党系と公明党議員から「政府は説明不足だが、米国との連携は必要」「対中国情勢が緊張する中、有事への対応は欠かせない」との意見が出た。賛成は「機体の安全性に疑問があり、中国地方の県知事も反対している」とした社民党議員の1人だけだった。

 請願は「米軍の低空・戦闘訓練飛行の即時中止を求める益田地域連絡会」が提出。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備中止と低空飛行訓練計画の中止を求めている。(石川昌義)

(2012年9月26日朝刊掲載)

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