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被爆アオギリ2世 植樹 西区の市三滝少年自然の家 宿泊研修「感動塾」20年を記念

 広島市西区の市三滝少年自然の家で、被爆アオギリ2世の植樹があった。自然体験や工作などを通じ、仲間を思いやる心を育む宿泊研修「感動塾・みちくさ」が20年を迎えたのを記念した。

 自然の家であった感動塾の参加者48人が、アスレチック広場近くに苗木を植えた。「何年か後に、大きく育ったアオギリを見に来るのが楽しみ」と、西区の庚午小4年河村碧さん(10)は喜んでいた。

 感動塾は、市文化財団(中区)とマツダ財団(府中町)が共催。小学3~6年生を対象に2泊3日の研修を開き、1998年のスタートから延べ約2千人が参加している。

 自然の家をはじめ、市青少年野外活動センター(安佐北区)市似島臨海少年自然の家(南区)の3カ所で、里山での自然体験や塩と海に関する観察、実験などを通じて交流している。(辻本夕貴)

(2017年9月7日朝刊掲載)

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