×

ニュース

8・6朝刊でロスに折り鶴 16日の平和イベント会場展示

 中国新聞の昨年と今年の8月6日付朝刊などから作った100羽の大きめの折り鶴が、16日に米国ロサンゼルスである平和イベントの会場に飾られる。広島市中区で創業支援の会社を営む被爆2世の牛来千鶴さん(54)が企画し、郵送した。

 新聞紙を46センチ四方に切り、原爆の日の日付が外側に出るようにした。会社のスタッフと作ったほか、中区のおりづるタワーを訪れた国内外の観光客に協力を呼び掛けた。牛来さんは「8月6日の新聞は大きな意味がある。少しでも原爆や平和について考えるきっかけになれば」と話した。

 イベントは被爆証言継承に取り組むロサンゼルス在住の日系3世リチャード・豊・福原さん(73)らが開き、原爆がテーマの映像や音楽の舞台がある。(桑島美帆)

(2017年9月9日朝刊掲載)

年別アーカイブ