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学校などの上空 軍用機低空飛行 作木

 27日正午前、広島県三次市作木町で軍用機が地元の小中学校やさくぎ保育所の上空を低空で飛行した。市は、目撃された機体の形状から米軍機とみて同日、米軍側への事実関係照会を県に依頼した。

 学校関係者や住民によると、灰色の1機が機体を左右に傾けながら、谷筋に沿って南西方向に高速で飛び去った。騒音も激しかったという。作木小、中とも4時間目の授業中。小学校グラウンドでは1年生が体育の授業中だった。

 作木町では昨年12月にも、米軍機が作木小上空などを飛んだ。日米合同委員会の合意では学校や病院上空の飛行について「妥当な考慮を払う」としている。

(2012年9月28日朝刊掲載)

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