「核なき世界」広島で訴え 国際通信社幹部
12年10月1日
国際通信社インター・プレス・サービス(ローマ)のロベルト・サビオ名誉会長が9月29日、広島市東区の広島池田平和記念会館で「核兵器なき世界へ」と題して講演した。
初めて広島を訪れたサビオ名誉会長は、「核なき世界」の実現を掲げた2009年のオバマ米大統領の演説に言及。「世界の核をめぐる環境はその後、まったく進展がない」と厳しく指摘した。
その上で「広島は核の脅威にさらされた象徴的な都市」とし「問題解決に向け、一人一人が行動を起こすことが重要だ」と訴えた。
創価学会広島青年部主催の「広島学講座」の一環で、約100人が参加した。サビオ名誉会長は30日、中区の原爆資料館なども見学した。(胡子洋)
(2012年10月1日朝刊掲載)
初めて広島を訪れたサビオ名誉会長は、「核なき世界」の実現を掲げた2009年のオバマ米大統領の演説に言及。「世界の核をめぐる環境はその後、まったく進展がない」と厳しく指摘した。
その上で「広島は核の脅威にさらされた象徴的な都市」とし「問題解決に向け、一人一人が行動を起こすことが重要だ」と訴えた。
創価学会広島青年部主催の「広島学講座」の一環で、約100人が参加した。サビオ名誉会長は30日、中区の原爆資料館なども見学した。(胡子洋)
(2012年10月1日朝刊掲載)