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核禁条約署名へ意見書 北広島町議会

 北広島町議会は27日の本会議で、日本政府に対し、7月に国連で採択された核兵器禁止条約に署名するよう求める意見書案を可決した。

 意見書では、前文に「ヒバクシャ」と明記された条約を「歴史的」と評価。署名していない日本政府に対し「被爆者と多くの市民の願いである核兵器廃絶に向け、強いリーダーシップを取るよう強く要望する」とした。

 また北朝鮮問題を巡り、日本政府が国際社会で主導的な役割を果たすよう求める意見書案も可決。北朝鮮に核実験やミサイル発射を断念させる実効性のある措置を講じることや、米国が先制攻撃しないよう働き掛けることなどを盛り込んだ。(山田太一)

(2017年9月28日朝刊掲載)

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