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島根県立大で竹島講座 県が検討

 島根県は1日、県に属する竹島(韓国名・独島(トクト))について、県立大浜田キャンパス(浜田市)で来春にも専門講座を設ける検討に入ったことを明らかにした。韓国による実効支配が強まる中、正しい歴史認識を広める。

 県によると、竹島に関する大学の専門講座設置は初めて。学生が対象の講義形式か、主に一般市民が対象の公開講座のいずれかを想定。1905年に政府が島根県に編入したものの韓国が警備隊を常駐させた経緯や、国際法に基づく解決方法などを教える予定。

 教員は関連が深い浜田キャンパス総合政策学部の教授か外部の専門家が務める。県総務課は「多くの人に正しい歴史を学んでもらうことが問題解決の一歩になるはず」としている。(樋口浩二)

(2012年10月2日朝刊掲載)

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