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　外務省は４日、核兵器の悲惨さを世界に伝える「ユース非核特使」を務めた若者が集まり、核なき世界の実現に向けた方策などを話し合うフォーラムを、１１月２６日に広島市で開くと発表した。

　ユース非核特使の制度は同省が２０１３年度に新設した。これまでに高校生たち延べ２４６人が委嘱を受け、国際会議などで原爆被害の実態を訴えてきた。フォーラムは昨年３月の広島市、１２月の長崎市に続き、３回目となる。

　広島市では１１月２７日から３０日にかけ、核兵器保有国・非保有国双方の有識者が核軍縮策を考える「賢人会議」と、各国の外交官や専門家による「国連軍縮会議」が相次いで開かれる。同省は二つの会議に合わせてフォーラムの開催を決めた。

（２０１７年１０月５日朝刊掲載）