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山口知事「遺憾」 再発防止求める

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが同県北部の民有地に不時着、炎上した事故を受け、米海兵隊岩国基地(岩国市)を抱える山口県の村岡嗣政知事は13日の記者会見で「住民に不安を与え大変遺憾」と述べ、再発防止を求めた。

 CH53Eヘリは11日に沖縄県東村高江の民家近くの牧草地に不時着して炎上、大破した。村岡知事はこの日の会見で「事故はあってはならないこと。国も一緒に調査するので、原因究明と再発防止をしっかりやってほしい」と述べた。

 山口県岩国基地対策室などによると、岩国基地に同型機は配備されておらず、国や米側へ文書などで再発防止を求める考えはないという。同基地では同系統機のCH53Dヘリ8機が配備されていたが、在日米軍再編の一環でグアムへ移転している。

(2017年10月14日朝刊掲載)

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