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作木上空飛行 米軍が認める 三次市、抗議文送付へ

 広島県三次市作木町で9月27日に軍用機が小中学校などの上空を飛んだ問題で、米軍側が飛行の事実を認めた。市は近く、増田和俊市長名の抗議文を、在日米大使館や米海兵隊岩国基地に送る方針。

 市が県を通じて照会したところ、中国四国防衛局から「米軍機が当該地区にいた」との回答を受けた。

 市や住民によると、今回の飛行は正午前。肉眼で確認できるほど低く、騒音も激しかったという。日米合同委員会の合意では、学校や病院上空の飛行について「妥当な考慮を払う」としている。

(2012年10月10日朝刊掲載)

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