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　「朝鮮通信使に関する記録」が国連教育科学文化機関（ユネスコ）の「世界の記憶」（世界記憶遺産）に登録されたのを受け、登録資料が残る上関町は２日、町内にお祝いの横断幕を掲示した。

　横断幕は「祝　朝鮮通信使ユネスコ記憶遺産登録」と記した縦０・９メートル、横６メートル。室津の町総合文化センターと長島の町福祉センターの２カ所に掲げた。

　通信使は１６０７～１７６４年に往路で１１回、上関に入港。その様子を描いた絵図が今回登録され、町は３日に町総合文化センターで一般公開する。近くの設計事務所経営の立畠清作さん（７２）は「これを機に町がにぎわってくれれば」と話していた。（堀晋也）

（２０１７年１１月３日朝刊掲載）